表彰

「CEATEC AWARD 2020」のCo-Creation PARK部門 グランプリを受賞しました

株式会社AIメディカルサービス(本社:東京都豊島区、代表取締役多田智裕、山内義行)は一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の3団体で構成するCEATEC 実施協議会による、「CEATEC 2020 ONLINE(シーテック 2020 オンライン)(2020年10月20日(火)~23日(金))」にて、「CEATEC AWARD 2020」が実施され、弊社の「人工知能による胃がん内視鏡画像読影支援システム開発(Early Detection of Gastric Cancer using Endoscopic AI)がCo-Creation PARK部門賞でグランプリを受賞しました。


(イメージ図)

 

本取り組みは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」の成果として報告されています。

当社が開発した内視鏡画像読影支援システムは、内視鏡で撮影された画像から正診率94.3%という世界最高水準の精度で胃がんを鑑別することができ、胃がんの早期発見や専門医の不足の解消といった医療への貢献に期待できます。

胃炎を原因の一つとして発生する胃がんは、発見が難しく5%~24%の胃がんの見落としが発生しているとされています※。当社の開発する内視鏡AIは、リアルタイムと静止画の両方に対応しAIが病変の検出・鑑別を支援し、より正確で医師負担の少ない内視鏡検査を実現します。AIの診断スピードは画像1枚0.02秒と高速で、なおかつ正診率94.3%と人間専門医並みの精度を達成しております。

また、胃がんは検診などによる早期発見が重要とされていますが、専門医でも発見が容易ではなく、治療にかかる医療費を効果的に削減、胃がんの死亡者数を減少するなど、国としての課題解決への貢献が期待できる点が評価されました。

加えて、医療機器である内視鏡は日本メーカー3社で世界シェア98%を占める日本を代表する製品であり、この内視鏡画像読影支援システムは海外市場にも展開することが可能です。

AIメディカルサービスは胃病変のみならず、食道、大腸での癌検出・鑑別への技術拡張も進めており、2020年の診療報酬改定で保険適用が拡大されたカプセル内視鏡の読影にAIを活用する技術も研究開発を進めています。

国内外の内視鏡AIにより十分に指導医がいない地域でも、内視鏡医が効率的に経験を積み、教育を受けられる恩恵もあると期待されています。

※(参照)Hosokawa et al. Hepatogastroenterology. 2007 ;54(74):442-4.

詳細は以下をご覧ください。

https://www.ceatec.com/ja/application/news/infolist_detail.html?id=244

https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101370.html

https://youtu.be/p7daZYCruRg

 

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