私たちについて

About us

ミッション

Mission

Save Lives All Over the World 世界の患者を救う ~内視鏡AIでがん見逃しゼロへ~

食道・胃~大腸・肛門に至る消化管のがんは、
全がん死亡者の約3割を占め、最も死亡者数の多いがんとなっております。

がんで死亡する原因は、早期でがんが発見されないためです。
内視鏡検査は、唯一消化管のがんを早期に確定診断できる検査ですが、
どうしても人の目でみるため、2割程度の早期がんが見逃されていると言われております。

また、国外に目を向けると、十分な数・質の内視鏡医がおらず、
発見されるがんは進行がんが大半となっております。

当社は、こうした問題にAI(人工知能)で立ち向かい、
がんを早期のうちに見つけ、世界の患者を救いたい。
そんな想いで創業したベンチャーです。

がん死亡者数の内訳(日本)

がん死亡者数の内訳(世界)

バリュー

Value

  • 聴く力を、解く力へ。

    私たちは、どんな現場でも、
    相手の思いに耳を傾け、
    課題の本質を見極めることで、
    真の解決となる答えを導き出していきます。  

  • 個人の力を、組織の力へ。

    私たちは、ともに働くメンバーとの間で、
    お互いの個性や立場を尊重した
    議論と行動によって、
    チームとしての総合力を高めていきます。

  • 今の自分を、次の自分へ。

    私たちは、自らの能力やスキルを
    常に磨き続けることで、
    普段「あたり前」として設定している「仕事の水準」を
    ワンランク上へと引き上げていきます。

代表メッセージ

Message

代表取締役 CEO 多田 智裕の写真

出発は「現場の悩み」だった

私は臨床医として2万例を超える内視鏡検査を施行し、現場ならではの悩みに直面してきました。そのたび解決策を考え、周囲の先生方の力を借りながら、より良い方法を研究し続けてまいりました。(たとえば、穿孔事故を防止する方法論を体系化して『患者に優しい“無痛”大腸内視鏡挿入法』を上梓したり、大腸ポリープ切除術後出血をほぼゼロにするCold Polypectomyを学会発表しています)

そして今は「がんの見逃し」撲滅に挑戦しています。臨床医は誰もが「見逃し」をしたくないし、そのため日々精進しています。
とはいえ、炎症ある胃内壁のなかに小さな病変を見つける作業は、経験10年以上の専門医でも難しく、またダブルチェック担当の医師も1日3000枚もの読影負荷に疲弊しているのが現状です。
まして専門医の少ない地域の先生方は検診現場で本当に苦慮しています。

会議している写真

AI第一人者の後押し

取り組みのきっかけは、「AIの画像認識能力が人間を上回り始めた」との東大・松尾教授の話でした。「現場の苦しみを解決できるかも!」と思った私たちは、膨大な数の画像を一枚一枚精査してデータベースを構築し、ディープラーニング(深層学習)を活用した研究を積み重ね、とうとう専門医の平均を上回る判別精度に到達しました。

臨床現場で使うにはまだまだ改善が必要ですが、急ピッチで開発を進めています。日本の消化器内視鏡は、機器シェアが世界の9割以上を占めるだけでなく、専門医の技量も世界一です。その素晴らしい英知を結集させていただくことで、世界の内視鏡医療に貢献したいと考えています。

私たちの強み

Our strengths

製品の図
Our strengths

世界初の研究実績を論文発表

2017年に胃がんの原因とされるピロリ菌の有無を鑑別するAIを、2018年には胃がんを検出するAIを世界で初めて開発することに成功し、論文発表いたしました。その他にも、食道がん、大腸がん等をはじめとして、計50本以上のAIに関する論文を発表しております。そうした研究成果をもとに、当社の第一弾AI製品となる内視鏡検査中に肉眼的特徴から生検等追加検査を検討すべき病変候補を検出し、医師の診断補助を行うAI搭載の内視鏡画像診断支援システムを開発し、2024年3月から販売を開始しました。

医療機関のイメージ写真
Our strengths

100施設以上の医療機関との
共同研究実績

50本以上のトップジャーナルへの論文実績に基づき、がん研有明病院、大阪国際がんセンター、東京大学医学部附属病院、慶應義塾大学病院をはじめとして、100施設以上の医療機関との共同研究の実績があり、強固なデータ提供体制を構築しております。

世界地図
Our strengths

グローバルへの展開を加速

内視鏡医療は日本が最先端であるため、内視鏡AIのリーディングプレイヤーである当社は世界から注目を集めており、海外の病院からの引き合いを多く頂いております。2021年4月にはシンガポール国立大学病院と共同研究契約を締結する等、世界10か国以上の医療機関と協議を進めております。

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